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平成30年9月4日 週刊上達 第6号


気づきの泉


IGOホールディングス 代表取締役 井桁健太
http://igoholdings.jp/

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【[1]近況報告 】

◆台風の影響はいかがでしょうか。

関西圏はかなり悪天候という
情報が入ってきています。

安全を第一にお過ごしください。


◆先日のイベント『上達の診療所』に
参加したHさんから

宝酒造杯を振り返っての
ご感想をいただきました。

(ここから)

昨日は会場が広くて、
お見かけすることができませんでしたが、

お疲れさまでした。


私はなんと、3勝しました!

5戦目は体調が悪くなり棄権しましたので、
3勝1敗でした。


診療所の効果がバッチリ出ました。

3勝のうち1勝は
最終的にヨセの分でギリギリ勝ちました。


診療所の講義のおかげです。
ありがとうございました!

前回は1勝でしたので、
上達を実感できたのも収穫でした。


村上先生にもよろしくお伝えください。

講義もプリントも、とても良かったです!

(ここまで)


Hさん、ありがとうございました!

僅差の碁を勝てると、
その後の勢いにつながりますね。


基準が厳しめの宝酒造杯での勝ち越し、
本当におめでとうございます!


リアル版の『上達の診療所』の
次回は9月24日(月・祝)です。

テーマは決まり次第ご案内しますね。

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【[2]イベント案内 】

第6回『上達の診療所』

あなたは自分の「生活習慣病」に気づいていますか?

思うように上達しない理由は、
ひとりひとり違います。

盤上の町医者、
『上達の診療所』に一度かかってみませんか。


◇詳細

・日時:9月24日(月・祝)12:00-14:00

・会場:いずみ囲碁ジャパン(神田駅から徒歩1分)

・定員:6名

・対象

自分の囲碁の課題と現状を知りたい方
『上達の診療所』を詳しく体験してみたい方

・診療所スタッフ
 村上深
 井桁健太

・料金:3,000円(席料込み)

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【[3]今週のコラム 】

『上達の約束』の講師陣で書いているブログです。

・考えるな 感じるんだ  (村上)
http://jotatsu-promise.com/dont-think-feel/

素直な人は、よく伸びる


・気づきの泉(後編) (根本)
http://jotatsu-promise.com/kizuki-2/

湧き水は、上達の命の水です

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【[4]今週のハイライト】

※画像がみれない方はURLからご確認ください

今週のハイライトは
名人戦最終予選より

一力遼八段(黒)VS小池芳弘三段(白)の一戦です。


小池芳弘三段は
まだメジャーとは言えないかもしれませんが、

若手ホープの1人で4月から8月にかけて
公式戦19連勝を達成しました。

その中の1勝は、
プロアマオープン戦で私(村上)が献上したものです。

勝つチャンスがなかったわけでもないのが残念でした・・・。


閑話休題。

今回のテーマはワリコミです。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/090401.png

右上の白が猛攻を受けている場面です。

ここで小池三段が放ったワリコミは・・・
いったいどういう意味のシノギの手筋なのでしょうか?


なんだかよくわかりませんが、とにかく

「ただでは死なないからな!」

という気迫を感じます。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/090402.png

数手進んで、黒△とさらに眼形を追及したところ。

なんと、さらに小池九段は
2発目のワリコミを放ちました。

この手を打つとき、
どんな表情を浮かべていたのでしょうか?

気になります。


この碁は、中央の白の生死がコウになり、
フリカワリで黒が左下の白地を荒らす展開になりました。

最後は黒番一力遼八段の半目勝ち。
まさに死闘でした。

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【[5]井桁の一言 】

≪歩むべき方向≫


2週間ほど前、
プロ棋士の茂呂有紗さんと対局しました。


井桁が黒番の3子局でした。


対局は勝つことを目指さすよりも、

「自分がどうしたら良いかわからなくなる展開を
プロ棋士はどのように対応するのかを見ること」

をテーマにして臨みました。


対局がはじまり手数が進む中で
こちらの思惑通りの展開になりました。


普段なら僕が迷っているこの局面を
ここからどうやって対応してくるのか!


プロ棋士の手にコメントするのもなんですが、
そこからの手順はとてもきれいで、

あっという間に
こちらが苦しい形勢にさせられました。


「なるほど、こうやって対応すれば良いのか」

と嬉しさを感じたのと同時に

「ここからどうやって挽回すればいいんだ・・・。」

と苦しくつらい対局でした(笑)



茂呂さんに打ってもらって
わかったことがあります。


それは

「今の方向で歩んでいけばいい」

ということ。


自分の碁を客観視したとき、

次のステップ(アマ六段)に到達するには
何が必要なのかわかりませんでした。


「先を読む力」を鍛えるのはもちろんですが、

盤上の捉え方や対応の仕方といった
全局的な感覚は、

果たして今のままで正しいのか
不安に感じていたんです。


でも対局と検討を通じて

自分の感覚のどこが良くて
どこが改善すべきなのかなど、

六段というゴールに向かうために
どう歩けばいいのかがわかりました。


自分なりの「ひらめきの一手」には
好評価をもらえましたし、

判断に迷ったときの考え方について
どこが上手と違うのか明確になりました。


感覚面で問題がないのであれば、
目指している方向は悪くないということです。


あとは「先を読む力(=筋力)」をつければ
いずれたどり着けるでしょう。


歩いている方向が正しいのかは
自分だけでは判断が難しいものです。

その道のりを示してくれる人と
出会う機会があったら

積極的に足を運んでみましょう。

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