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平成30年9月11日 週刊上達 第7号


あなたの急場はなんですか?


IGOホールディングス 代表取締役 井桁健太
http://igoholdings.jp/

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【[1]近況報告 】

◆リアル版の『上達の診療所』の
次回は9月24日(月・祝)です。

テーマは前回と同じく
【「あと一勝」をものにするヨセの秘策】です。


ヨセを意識して勉強したことがある方は
あまりいないと思います。

またヨセの考え方を知っておけば、
19路盤だけでなく、9路や13路での対局でも使えます。

当日はヨセの講座を30分程と、
残りはそれを意識した指導碁を実施します。

ヨセのスキルアップを狙いましょう!



◆『上達の約束』で講師を務めている村上深さんが、

9月8日から韓国で開催されている
【首相杯世界囲碁選手権】に

日本代表として出場しています。

※日本の世界アマチュア囲碁選手権の
韓国版のような大会です。


今回は世界61カ国の選手が出場しているそうです。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/sekaiama-kankoku.jpg

(村上さんを見つけられましたか?)

強敵が多いと思いますが、
村上さんがんばってください!

(画像元:http://www.cyberoro.com/news/news_view.oro?num=524724)

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【[2]イベント案内 】

第6回『上達の診療所』


あなたは自分の「生活習慣病」に気づいていますか?

思うように上達しない理由は、
ひとりひとり違います。

盤上の町医者、
『上達の診療所』に一度かかってみませんか。


◇詳細

・日時:9月24日(月・祝)12:00-14:00

・会場:いずみ囲碁ジャパン(神田駅から徒歩1分)

・定員:6名

・テーマ:【「あと一勝」をものにするヨセの秘策】

・対象

ヨセの考え方を知りたい方
自分の囲碁の課題と現状を知りたい方

・診療所スタッフ
 村上深
 井桁健太

・料金:3,000円(席料込み)

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【[3]今週のコラム 】

『上達の約束』の講師陣で書いているブログです。

・ガチとエンジョイの間  (村上)
http://jotatsu-promise.com/gachi-and-enjoy/

皆さんはどっち寄りですか。


・センターピンを倒せ(前編) (根本)
http://jotatsu-promise.com/center-pin_1/

意外と盲点なんです。

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【[4]今週のハイライト】

※画像がみれない方はURLからご確認ください


今週のハイライトは

棋聖戦Aリーグより
村川大介八段(黒)VS趙治勲九段(白)の一戦です。


趙治勲九段は私(村上)の師匠で、
内弟子生活を3年半ほどしていました。

当時、趙先生が大三冠(棋聖、名人、本因坊)の頃で
もっとも円熟した時期でした。

あれから20年、
まだ第一線で戦い続けていることは驚異の一言です。


今回のテーマは「空き三角も時によりけり」です。



http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/20180911画像1.png

白△とシチョウを逃げ出した場面です。

白×がシチョウアタリとなっており、
黒がうまくさばかなくては危険な状態です。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/20180911画像2.png

村川八段は、
黒1と空き三角の妙手を用意していました!

Aの切りとBのゲタを見合いにし、
カカトでしのいでいます。


空き三角の形は強くなるほどに
盲点に入りやすくなります。

しかし実戦は生ものですから、

空き三角であろうとも
良い手が隠れている可能性はあります。


実戦に現れることは稀ですから、
趙先生も「ギャッ」と叫んだかもしれませんね。

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【[5]井桁の一言 】

≪あなたの急場はなんですか?≫


【自分の石を補強するときに
中央に向かうのではなく、地を稼ぐように打つこと】

これが僕が今意識すべき課題です。


これまでは、自分の石を補強する際、
中央に向かう手を好んでいました。


二線など狭いところへ石を運び、
下に潜るような手がどうも好きではなかったんです。


それよりも中央へ向けて飛び出して
厚みや大きな模様を築いて地をつくっていく、

ロマン派の人間でした。


しかし今年に入ってから互先で打つたびに
10目ほど足りずに負ける展開が多くなり、

もう少し「現実寄りのロマン派」に
ならないといけないと思うようになりました。


もちろん相手にゆずるべきエリアは
しっかりと見極めなければなりません。


相手の強いエリアでまで
無理して地を稼ごうとすると

かえって反撃を受けたりして
劣勢に立たされてしまいますから。


互先で打つときは、対局が始まる前に

「陣地を意識しながらも、
与えるところは与えてしまえ!」

と言い聞かせてから臨んでいます。



「大場より急場」という格言は、
盤上だけでなく囲碁の上達にも役立ちます。

上達のためにできることはたくさんある中で、
自分がまず解決すべき課題は何でしょうか。



最近よく失敗している展開や
こうなっていれば勝てたと思う展開には

どんなことがあるでしょうか。


今年も残り3ヶ月半。

秋は大会が多い季節ですから
色々なところに足を運ぶ人も多いでしょう。


そのときに、より良い結果を残すためにも

自分の囲碁を分析して
まず解決すべき課題を見つけましょう。

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