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平成30年9月25日 週刊上達 第9号


どうやって感動していますか?


IGOホールディングス 代表取締役 井桁健太
http://igoholdings.jp/

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【[1]近況報告 】

◆この『週刊 上達』では、
皆様からのご感想をお待ちしております。

皆様の言葉が、私たちの力になります。

ご感想・ご意見は
こちらのメルマガに返信するかたちで送れますので

どうぞよろしくお願い致します。

※その際はお名前もお願いいたします。


◆第6回目の『上達の診療所』を開催しました。

ヨセをテーマとした講座を実施し、
6名のご参加ありがとうございました。

みなさんありがとうございました!

またKさん、
『上達の約束』への申込ありがとうございました!

これからよろしくお願い致します。

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【[2]イベント案内 】

第7回『上達の診療所』


あなたは自分の「生活習慣病」に気づいていますか?

思うように上達しない理由は、
ひとりひとり違います。

盤上の町医者、
『上達の診療所』に一度かかってみませんか。


◇詳細

・日時:10月28日(日)12:00-14:00

・会場:いずみ囲碁ジャパン(神田駅から徒歩1分)

・定員:6名(残席5名)

・テーマ:未定

・対象

自分の囲碁の課題と現状を知りたい方


・診療所スタッフ
 村上深
 井桁健太

・料金:3,000円(席料込み)

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【[3]今週のコラム 】

『上達の約束』の講師陣で書いているブログです。

・上手の置き碁戦略
秘策その1 応急措置でこけおどし (村上)
http://jotatsu-promise.com/first-aid/

上手のこんな策に、はまっていませんか?


・三平が上達しない理由 (根本)
http://jotatsu-promise.com/rakusa/

やっぱりあれですよ。あれ。

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【[4]今週のハイライト】

※画像がみれない方はURLからご確認ください


今週のハイライトは

碁聖戦予選Aより
河野臨九段(黒)VS安達利昌五段(白)の一戦です。


河野臨九段は言うに及ばず
日本の一流棋士の一人であり、

いまだに若手棋士の前に
立ちふさがる壁として立ち続けています。


安達利昌五段は
目立った優勝経験などはありませんが、

多くの棋戦で本戦出場し、
井山六冠の牙城を崩さんと狙っている

若手棋士の一人です。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/2018092501.png


始まって早々に河野九段の趣向が見られました。

1路上であれば「高中国流」ですが、
この配置はあまり見かけたことがありません。


しかし河野九段は
研究家として知られていますから、

その場の気分で・・・
ということは考えにくいでしょう。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/09/2018092502.png

右辺の黒の構えを巡って、
右上から戦いが勃発しました。

黒△と一間トビをしたところで、
白1となんとワリコミ!

一間トビは安全だと教えられてきましたが、

白1〜白5のように
ワリコミから無理やり切ってくるのは

碁会所の筋悪おじさんだけではなかったのか・・・。


この後、大きなコウ争いなどが数回起き、
局面は混沌としました。

しかし安達五段の奮闘も
河野九段が年長者の意地を見せ勝利。


若手の活躍が著しい囲碁界ですが、
まだまだ中堅棋士たちも負けられない。

といったところですね。

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【[5]井桁の一言 】

《勉強をどう楽しむか》


今週は囲碁の勉強を楽しむ方法について、
僕が実際に取り組んでいたことを紹介します。


大学時代は本当によく囲碁に触れていました。

・授業がある日に囲碁サークルで対局。

・通学時間は少なくとも30分は詰碁
(行き帰りの往復で)

・家に帰ってから棋譜並べを1局×3周


これだけ取り組めた理由は、

「それが楽しかったから」

ということに尽きます。

※他にやることがなかったとも言えますが(笑)


中でもプロ棋士の手筋に感動できる
棋譜並べが一番好きな勉強でした。


白の陣地だと思っていたところに
いつの間にか黒地ができている。

取られそうもなかった石が取られている。

自分では絶対に思いつかない展開が
盤上で起きることに感動してました。


棋譜並べは途中まででいいので
3回並べることをおすすめしています。

僕の場合、1回目は
マインドフルネスのような時間にしていました。

盤面のことは考えず、
その日にあったことを振り返りながら並べる。

嫌なことがあってモヤモヤした日でも、

30分くらい集中して数字を追っていると
気持ちが落ち着きます。


2回目は囲碁に集中して並べ、

3回目になると
手順もなんとなく覚えてきているので

余裕を持って盤面を見れます。

そうするとたまに
感動する瞬間があるんです。



詰碁はたまに難しいものに取り組むことで
感動できる機会を増やしていました。


「詰碁は簡単なものを解きましょう」
と一般的には言われますが、

時には簡単なものですら
解けない自分に直面して嫌になります。


逆に明らかに難しいものに取り組むと
わからないことは当然になるので、

詰碁を解くというよりも
鑑賞する気分で取り組めます。


また難しい問題は

「え!これが生きるの?(死ぬの?)」

という問題図から
手が生じることを確認できるので、

棋譜並べと同じく感動できるんです。


詰碁はやった分だけ力がつきますので、

詰碁が嫌いという方は
難しいものに取り組む方法をお試しあれ。



対局は一番嫌いな勉強方法でした。

授業終わりで疲れているのに、
さらに疲れたくなかったからです。


ですが上記のような感動した手筋を
自分でも打てないかと、

淡い期待をもって臨めたことが
気を向かせられたポイントになりました。

当然プロのようにはうまくいきませんが
検討して何が違ったのかを知れたことで

上達につながったと思います。



こんな感じで勉強を前向きに捉えられたので、
それなりの量を長く続けられました。


囲碁の勉強は
非常に地道な取り組みが求められます。

そのためには楽しいと思える瞬間を見つけ、
その機会を増やしていくことです。

紹介した考え方や方法が
参考になればうれしいです。


また自分なりの工夫をされている方がいましたら
ぜひ教えてください。

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