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平成30年11月20日 週刊上達 第17号


1週間で多く見られたこと


IGOホールディングス 代表取締役 井桁健太
http://igoholdings.jp/

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【[1]近況報告 】

◆今度の日曜は『上達の診療所』です。

講座のテーマは【捨石】。

どのように石を取らせればよいのかなど
評価の仕方をお伝えします。

ご興味ありましたら
こちらのメルマガに返信するかたちでご連絡ください。

※その際は大まかな棋力も教えてください。


◆先週は宮城県の鳴子温泉に旅行に行ってきました。

ピークは過ぎてしまいましたが
紅葉も楽しめました。

リフレッシュできたので
また年末まで頑張りたいと思います。

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【[2]イベント案内 】

第8回『上達の診療所』

次回の講座テーマは「捨石」です。

すべての石を助けようとして、
終始攻められてしまった経験はありませんか?

どうすれば石を有効に捨てられるのか
村上さんによる講座でお伝えします。

◇詳細

・日時:11月25日(日)12:30-14:30

・会場:いずみ囲碁ジャパン(神田駅から徒歩1分)

・定員:6名(残席4名)

・テーマ:【捨石】

・対象

有効な石の捨て方を知りたい方
自分の囲碁の課題と現状を知りたい方


・診療所スタッフ
 村上深
 井桁健太

・料金:3,000円(席料込み)

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【[3]今週のコラム 】

『上達の約束』の講師陣で書いているブログです。

【今週のコラム】

・ もっとホメてくれ (村上)
http://jotatsu-promise.com/fukuchan/

まずは褒めること。話はそれからだ!


・目のつけどころの鍛え方(7) (根本)
http://jotatsu-promise.com/menotsukedokoro_7/

あなたならどうしますか? 「オレオレ詐欺の減らし方」
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【[4]今週のハイライト】

※画像がみれない方はURLからご確認ください

今週のハイライトは

第66期王座戦挑戦手合第3局より
井山裕太王座(黒)VS一力遼八段(白)の一戦です。

本局はまさに現代碁というべきで、

ひと昔前に言われていた囲碁格言とは
逆をゆく進行が目につきました。

この碁を見たアマの方は
「何を信じれば良いのかわからない」と言うかもしれません。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/11/2018112001.png

まずは一力八段が先制パンチのツケ!

奇妙に映るかもしれませんが、

ひょっとすると現在の多くのプロの第一感は
このツケかもしれません。

研究途上の新手ですが、
要は「シマリを凝り形にしてやろう」という発想です。

シマリを凝り形にする・・・
プロとはなんと欲深なことを考える人種なのでしょうか。




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/11/2018112002.png

白△とコウの形にアテたところで、
井山王座はお返しとばかりに左上へ三々に。

「アタリにツガぬバカはなし」

「初コウにコウ材なし」

という格言を全く知らぬようです。

この三々入りは、
コウ材づくりを兼ねていると見るべきでしょう。

コウは絶対に妥協しない、
これまたプロの強情さが表れているようです




http://jotatsu-promise.com/wp-content/uploads/2018/11/2018112003.png

さらに局面は進み、

コウ争いの結果、
右下のコウは黒が勝ちましたが

左上の黒の一団が窮地に立たされています。

上辺の黒は生きるために
黒1からのハイを余儀なくされています。

「二線は這い線、這い線は敗線」と言われ、

特にこのような序盤に二線をたくさんハウのは
良くないというのがこれまでの定説でした。

しかし、現在は「これも1局」と
判断されるようになりました。

囲碁の格言も時代に応じて変わっていくのかもしれません。

今昔の感に堪えませんね。
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【[5]井桁の一言 】

《1週間で多く見られたこと》

今回は囲碁の具体的な手について書きます。


この1週間、
『上達の約束』や入門レッスンなどで

何度か見かけたのが

自分の石が切られた際に
相手(井桁)の石をアタリにしてしまうことでした。


石が切り違ったということは
部分的な戦いが始まった合図です。

戦いが苦手な生徒さんと打つ時は、
その人の方が強いエリアで僕がキリを打つのですが、

アタリを打ったがために井桁の石が補強され、
反撃を受けることが度々ありました。

すぐにアタリにすると、

かえって相手の石が補強され
たいていは自分にだけ弱点が残ってしまいます。

攻めているつもりが
逆に攻めにくくしてしまっているんです。

囲碁の格言に
「キリチガイは一方ノビよ」とあるように、

自分が強いエリアや、
立場が対等なときはむやみにアタリを打たず、

ぐっと堪えるような手を打つことをおすすめします。


別の言い方をすれば、

切った石というのは
暴れたくて仕方ない状態です。

そういう石に相手をすると
さらに暴れてしまうので、

あえて無視するような冷静な対応をする。

そうすることで
切った石を弱い立場にできます。


今週は別のことを書こうとしていたのですが、

「切られた際にすぐにアタリを打つ」
という改善すべきことが

いつもよりも多く見られた一週間でしたので、
生徒さんたちへの再確認として配信しました。

もちろん読んでくれた方にとっても
参考になれば幸いです。

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