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平成30年12月18日 週刊上達 第21号


初段になれた時を振り返る


IGOホールディングス 代表取締役 井桁健太
http://igoholdings.jp/

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【[1]近況報告 】

◆Mさん、Sさん、
『上達の約束』の継続申込ありがとうございました!

年内最後のレッスンもよろしくお願い致します。


◆昨日はまとまった時間があったので

来年の目標(やりたいことなど)を
70個書き出しました。

どれが優先度が高いのか、
年内中に整理したいと思います。

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【[2]上達最前線 】

第4弾は村上さんの修行時代の勉強法についてです。

師匠である趙治勲さんから出された課題とは。

なかなか聞けないエピソードですので
ぜひチェックしてください!

「必ず強くなる!?修業時代の勉強法」

https://youtu.be/iytF3VHhyUs

※通信環境の良いところでご覧ください

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【[3]イベント案内 】

第9回『上達の診療所』

残席あと1名となりました!

次回の講座テーマは「シマリ」です。

その効果はとても大きく、

意味がわかれば布石の見え方が
変わることは間違いありません。

1年の締めくくりにご活用ください。


◇詳細

・日時:12月22日(土)12:00-14:00

・会場:いずみ囲碁ジャパン(神田駅から徒歩1分)

・定員:6名(残席1名)

・テーマ:シマリ

・対象:
シマリの意味を知りたい方
1年の囲碁の締めくくりをしたい方
自分の課題を知りたい方

・診療所スタッフ
 村上深
 井桁健太

・料金:3,000円(席料込み)

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【[4]今週のコラム 】

『上達の約束』の講師陣で書いているブログです。

・ 一間トビをのぞく時、一間トビもまたおまえをのぞいているのだ (村上)
http://jotatsu-promise.com/nietzsche/

手順をみるな、形をみろ!


・目のつけどころの鍛え方(11) (根本)
http://jotatsu-promise.com/menotsukedokoro_11/

なぜ当コラムがここに連載されているのか

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【[5]井桁の一言 】

《初段になれた時を振り返る》


大学のサークルで囲碁を始めてから、
5級になるまでは順調に上達できました。

しかしそこから初段になるまで、
かなりの時間を要しました。

対局、詰碁、棋譜並べなど、
バランスよく勉強を続けていたのですが

なぜか一向に強くなれませんでした。


しかしある日突然、
盤上の見え方がガラリと変わりました。

今までより広い視点で捉えられるだけでなく、

部分的な戦いの中で
手を抜いて他に回るタイミングも

わかってきたのです。

その打ち方を見た先輩たちから、

「いげちゃん、もう初段いったんじゃない?」と、

言われたことを覚えています。


初段になれたのは、

ある教材があったことと、
その学び方に理由があると思っています。


まず教材とは、大学対抗の団体戦で打たれた、
主将(アマ七段格)の棋譜です。

僕は実力的に補欠だったので、

メンバーが対局している間やることがなく、

時間つぶしのために
主将の対局を記録していました。


記録をつける対象が
自分の大学の主将だったというのは

僕の中で1つのポイントでした。

知り合いが打つ対局となれば
対局に対する興味関心は強くなり、

一局すべてを集中して見られます。

※NHK杯を見ながら寝てしまう人が多いのは
この「対局者への感情移入ができないから」だと思っています。


大会の持ち時間は50分。
アマチュアの大会では長い方です。
(相手もいるので1局100分)

その間「自分だったらどこに打つか」を
考えながら記録していました。

教材の学び方として、
こうして考えながら記録したことが

上達に大きくつながりました。


主将戦は相手もアマ高段者なので、
自分では考えられない手ばかり打たれていきます。

「え!そこまで深く入れるの??」と
自分の予想を超えて相手を荒らしたり、

安全に見える石が攻められたりするなど、

自分なりに考えながら見ることで、
強い人の違いをなんとなく体感できたのだと思います。

大会中の全7局それぞれから
感動することがあり、

補欠ではありましたが
非常に学びの多い大会でした。


盤上の見え方が変わったのは
大会が終わった直後です。

主将戦から感じたことによって、

ごちゃごちゃに絡まっていた頭の中が
整理されたんですね。

また5級から初段まで飛び級できたのは、
伸び悩んでいた期間に詰め込んでいた知識が

運良くつながったのでしょう。


こうして振り返ってみると、

プロの碁だろうと
アマチュアの碁だろうと

学べることはたくさんあります。

その時、誰の棋譜を並べるかについては、
自分が興味を持てる人がおすすめです。

少しでも感情移入することで
その時間が楽しくなりますから。

そしてどんな棋譜を使うにしても
自分で考えながら並べることが大切です。

プロの棋譜だとさっぱりわからないという方は、
自分よりも少し強い人の棋譜を探してみましょう。

1手ずつ考える必要はありません。

戦いが一段落したあたりで

「自分だったらどこに打つか」と
考えながら並べてみてください。

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