☆ゴールデンレトリバーのメールマガジン+ぴーすパパ☆〜ゴールデンレトリバー専門ぴーすのメールマガジン VOL.239
今回のテーマ♪
【ゴールデンレトリバーを家族に迎えようとお考えの方に】
XXXXさん
こんにちは。
ぴーすパパこと佐伯秀和です。
今回のテーマは【ゴールデンレトリバーと知的な遊びを楽しもう】です。
今回は具体的にゴールデンとの知的な遊びのやり方について書いてみます。
今日も最後までお付き合いください。
■恒例にしたいBGM紹介です。
今回は森高千里 の『渡良瀬橋』 です。
本当は今回のテーマの知的にかけて勉強の歌にしようと思ったのですが、
森高千里さんでしたらこの曲の方が好きなのでつい選んでしまいました。
若い頃に大学の先生の引越しの手伝いで渡良瀬橋のそばの足利工業大学に行った帰りに、
休憩しようと車を止めたすぐそばの何気ない橋がこの渡良瀬橋でした。
噂によると森高千里さんも足利工業大学の学園祭ライブの帰りにこの橋を通って歌詞を思い付いたとか?
同じ風景を見ても私の場合は情緒ある歌詞は浮かばず、
釣り人を見て、釣り道具を積んでくればよかったと思っただけでした。
youtube
http://youtu.be/hYUrBTYuhAQ
今日もメルマガ読んでくれてありがとうございます。
あなたに感謝です。
■ ぴーすパパのコラム━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ゴールデンレトリバーと知的な遊びを楽しもう】
こんにちは。
ぴーすパパです。
今回はゴールデンレトリバーとの知的な遊びについて、
具体的にどのように行うのかを書いてみます。
知的な遊びとはゴールデンに考えさせる遊びです。
人間もパズルやクイズなど頭を使う遊びを好みます。
パズルが出来上がった時、クイズが正解だったときに感じる充実感はなかなかに気分のいいものです。
ゴールデンも同じく、頭を使うことが好きで、達成した時には充実感を感じるようです。
早速、具体的なやり方をご説明いたしますので、まずはお時間のあるときに実行してみてください。
今回は鬼ごっこです。
子供の頃に私達が夢中になった鬼ごっこは鬼から走って逃げるというシンプルな遊びでしたが、
ゴールデンとの鬼ごっこは最初のうちは走らずにゆっくりと歩いて行います。
走るとゴールデンのテンションが上がり、ただの運動になってしまう可能性があるので、
慣れるまではゆっくりと歩いてゴールデンに考える時間を与えるイメージで行います。
最初はリビングやお庭などの安全で慣れた場所で行います。
始める前に音か言葉を決めておきます。
舌うちで「タン」と音を出しても良いですし、口笛で「ヒュー」でも大丈夫です。
または他に使っていない言葉(今回のメルマガでは仮に「ゴッチ」としておきます)を一つ決めておきます。
用意するのはすぐに食べられる小さめのおやつです。
フードが一番使いやすいですが、ゴールデンが強く興味を示すものが適しています。
ジャーキーを小さく切ったものやチーズを小さく切って用意しても良いです。
このおやつをポケットやポーチなどにいれれば準備完了です。
リビングでゴールデンを自由にします。
おやつを持った人はまるで同じ空間にゴールデンがいないかのように無関心を装い、
部屋の中をゆっくりと歩きます。
声をかけたり、視線を合わせたりせずに、リラックスした態度でただ歩きます。
そしてゴル(ゴールデンレトリバーの略称です)が歩いている人の左側から近ずいてきたら、
あらかじめ決めておいた「ゴッチ」という言葉を落ち着いたトーンで声に出し、用意していたおやつをゴルに与えます。
そしてまた、歩きはじめます。
おやつをもまらったゴルは嬉しくてテンションが上がり、足取りがスキップ調になるかもしれませんが、
テンションが上がった様子の時には方向転換をしてゴルに背中を向けるようにして歩きます。
偶然でも良いので左側にゴルがきたらまた「ゴッチ」と声をかけ、おやつを与えます。
ゴルが人を追い越したら、くるっと方向転換しゴルと反対方向に歩きます。
右側に来たら左に方向転換します。
ゴッチと声を出す時以外は黙って歩きます。
おやつを与えるときにも撫でたり、褒めたりも一切しないようにします。
左側に来たら「ゴッチ」と言っておやつを与え、歩き続け、ゴルが前や右に来たら方向転換し、
ゴルから離れるようにします。
撫でたり褒めたりしないことで落ち着いた状態をキープさせます。
人が落ち着いた態度で歩くのも同じ理由です。
偶然でもゴルが左に来たらおやつを与える事を繰り返すと、ゴルは少しづつですが左側に行くという行動を意識し始めます。
左に来る頻度が上がってきたなと思ったら、ゴルに気づかれないようにゴルの表情を観察してみてください。
普段のコマンドに従ったときとは違う顔つきをしていると思います。
なんとなく哲学者風のいかにも考えていますという顔をしているようでしたら、
「おしまい」や「おわり」等の言葉をかけて追いかけっこを終了します。
ゴルは記憶力は良いのですが、考える事にはあまり慣れていません。
ゴルがおやつをもらえるには何か法則がありそうだ?と考え始め、
疲れて、飽きてしまう前の、もっとやりたいと考えているときが最初の休憩のタイミングです。
15分から30分ほど休憩をしてから、また追いかけっこを再開します。
再開後は左側に来る頻度がさらに上がっていると思います。
ゴルが頭の中でさっきの出来事を整理し、左側とおやつの関連性を記憶の中から見つけだしたせいです。
もしゴルが左側をずっと付いて歩くようでしたら、一歩進むごとに「ゴッチ」と声をかけおやつを与えます。
ゴルが明らかに左側に来る頻度が高まってきたら、一回の鬼ごっこは5〜10分で終わらせます。
そして最低でも15分の休憩をはさむようにします。
この鬼ごっこは人から見ると全く知的に感じないかもしれませんが、
ゴルからすると非常に頭を使う作業になります。
通常は人が言葉や仕草で指示を出してゴルがそれに従います。
しかしこの鬼ごっこは人が指示を出しませんので、
ゴルが自分でどうすればおやつをもらえるのかを考えなくてはいけません。
ゴルは自分で必死にどうすればおやつがもらえるのかを考え、
人の左側に行けばおやつがもらえるという答えを導き出し、
自分の意思で人の左側に行くことを決めています。
私達も、他人から「やりなさい」と言われたことは何となく面倒に感じますが、
自分からやりたいと思った事には自然と夢中になったりすることがあります。
ゴルも同じく、自分でやりたいと思った事の方が伸びるのが早いと私は考えています。
鬼ごっこは「左に来なさい」とゴルに言うのではなく、
ゴルに自主的に人の左に行きたいと思わせる事が出来るゲームです。
毎日繰り返すことでゴルはいずれ左側に迷うことなく付くようになります。
そうしたら次のステップに進みます。
次のステップではおやつを与える条件を厳しくします。
例えばですが、
左に来るだけではなく、3メートル共に歩けたら、
または、人の左足にゴルの右肩がついたら、
「ゴッチ」と言っておやつをあげるようにします。
この頃にはゴルはすでに考える事に慣れてきていますので、
難しいステップもそんなに時間をかけずにクリアしてくれるはずです。
もし難しすぎてゴルが出来ないようでしたら、また前のステップに戻ってやり直します。
そのようにして無理なく、少しずつステップアップさせ、
走っても左側にいたり、
止まったらゴルが座ったり、
などなど、
普段のお散歩にも大変役立ちます。
その過程でゴルを叱る必要もなく、リードさばきなどの技術も求められません。
ゴルの自発的な行動を導く、または待つという、緩やかな接し方でゴルと向き合い、
ゴルの考える姿をそばで見守ることで、
新たな面を発見したり、成長する姿を見ることが出来ます。
その過程で、ゴルとの相互理解も少しづつ深まって行きます。
それではまた来週!
最後にお願い。
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ゴールデンの為だけに書かれた、おそらく日本で唯一のメルマガです。
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それではまた来週お会いしましょう!
ハピネスオブぴーす、幸せのかけらがたくさん増えますように・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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